日本天文学会賞

軌道上微粒子サンプルリターン衛星「BALAENA」設計の部
日本大学
メンバー:吉原 嘉唯、河原林 大思、関口 幸輝、立松 裕基、田村 明寛、山田 諭、山田 将太
模型 表彰式
提案するミッションは、低軌道上で微粒子のサンプル採集を行い、大気圏再突入時にサンプルが変性しないように持ち帰るというものである。微粒子はエアロゲルと呼ばれる低密度捕集材により非破壊捕集され、その後スラスタ噴射による軌道変更を行った後、帰還カプセルが分離され、カプセルの気密が保たれたまま地球に帰還する。またサンプル採集に限らず、宇宙実験の成果を地上に持ち帰るというシステムの実証も兼ねてある。
close