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The 5th Satellite Design Contest

応募:
26作品(設計の部8作品、アイデアの部18作品)
一次審査通過:
7作品(設計の部2作品、アイデアの部5作品)
最終審査会:
1997年10月26日(日) 東京都立航空工業高等専門学校 汐黎ホール
最終審査会チラシ(PDF) 最終審査会プログラム(PDF)
設計大賞

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連南極観測衛星「しらゆき」(DIME) 設計の部
東京工業大学大学院
メンバー:
砂押貴光、長谷川誠幸、杉浦嘉紀、吉原圭介
地球温暖化問題で南極は重要な鍵を握っている。南極の環境の変化をモニターするパラメータとして重要なものには氷の厚さ(氷厚)がある。この衛星は、RF-VHF波を使った氷厚レーダを搭載することで、南極大陸全土の氷厚をモニターできる。低軌道に投入された衛星は1年間にわたる観測を行う。この衛星により、4000mを越える南極の氷について、全域にわたって厚さを精密にモニターすることができる。
アイデア大賞

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The Antlion(ありじごく型惑星掘削ロボット) アイデアの部
東北大学
メンバー:
工藤拓、小田光範、黒須明英
天体の内部を知る手段として、掘削は重要であるが、ボーリングのような巨大な機械を持っていくのは難しい。ここでは、新しい掘削方法のアイディアとして、ありじごく型のロボットを提案する。表面に切刃のついた下向き円錐台型の形状をしたロボットで、内部振動子を往復運動させることによってロボット全体が振動し、表層のレゴリスを削っていく。このレゴリス層を削って最下層に到達し、そこからサンプルを回収することを最終目的とする。
日本機械学会賞

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超高真空場を利用したCold Welding実験衛星 設計の部
北海道大学大学院
メンバー:
細川博、岡田啓治、高橋健太郎、中村聡介、渡辺桂史
接合金属の表面を清浄にするために必要な、地上では得ることが困難な極高真空環境においてCold Welding実験を行い、この現象を明確に把握する。衛星は実験装置と、極高真空環境を作り出すためのウエイク・シールドからなる。ウエイク・シールドはラッチ・インフレータブル機構により保持され、この技術自体も将来的な展開構造物技術の発展に寄与できる。
日本航空宇宙学会賞

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中高層大気観測衛星 アイデアの部
東京大学
メンバー:
太田衆一郎、前田幸一郎、清水俊之、津田雄一、平間康介
オゾン層をはじめとする、中高層大気の定常観測を目的とした衛星群システムである。2つの衛星からなり、片方にレーザ発信装置、もう1つにはレーザ受信装置を設ける。両衛星を高度368.5kmの極軌道に投入し、衛星間の距離を680kmに広げて、高度360kmの大気を観測する。最終的には高度40~360kmの大気観測を行い、オゾン、H2Oを始めとする成分の密度を測定して3次元分布図を作る。
電子情報通信学会賞

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電離層の電子密度測定による地震予測ネットワーク アイデアの部
東京都立航空工業高等専門学校
メンバー:
羽田佳史、玄永将人、栗原まり子、大角謙、倉又和大、内藤健市、若林良二
衛星からの電波を地上だけでなく衛星でも測定して、地震と電離層の電子密度関係を長期にわたって観測する。衛星から地上受信局にディジタル、アナログ両辺長波を送信し、地上局と衛星で受信波の測定を行う。そのデータをもとに各受信天でのデータと地震強度の相関を調査する。衛星を使ったグローバルな地震予測ネットワークで各地の地震予測を実現できうようにする。
審査委員長特別賞

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作曲支援衛星 アイデアの部
愛媛大学
メンバー:
手嶋健太郎、青井孝之、浅川幸紀、久保田慎一、小原孝則、高橋徳幸、田中紀行、日高康隆、藤井快、松本俊樹、横田洋志
宇宙空間に存在する電波を衛星により受信し、それを地上へ電送し、周波数変換を行うことにより曲として一般ユーザに対して音楽を提供する。衛星はユーザ指示によりコントロールされる。受信されたデータは地上受信局内のサーバに蓄積され、ユーザはそれを自分のコンピュータ上の音楽データ変換ソフトによって曲として聞くことができる。
審査委員長特別賞

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可視・赤外画像による衛星搭載機器の故障警報システム アイデアの部
創価大学大学院
メンバー:
三海英和、牧野孝雄、中嶋賢治、小西法人、當間大作、前田建作
衛星機器の故障、とりわけ宇宙空間の厳しい熱環境による部品の劣化などをモニターするために、赤外線カメラを利用することによって衛星内部の温度分布をサーチするシステム(Hazard warning Equipment system with Bi-Images:HEBI)を提案する。また、可視カメラを併用し、衛星の外壁の異常(デブリによる損傷、ブランケットのはがれなど)も検知する。
最終審査会参加作品

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海洋投棄物観測衛星 設計の部
日本大学大学院
メンバー:
柳場康成、中新貴裕、星野美土里、鈴木忠義、広瀬佳紀、山田哲也、オズワルド エルナンデス
最終審査会参加作品

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隊列変形テザー衛星"やみくも" 設計の部
東京工業大学大学院
メンバー:
森治、平社信人、泉守、此上一也
最終審査会参加作品

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人工彗星 アイデアの部
九州大学大学院
メンバー:
高木淳治、北平誠、下村慎吾、城井洋生、中野健二
最終審査会参加作品

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衛星回収支援バルーンシステム-RSBS アイデアの部
東京工業大学大学院
メンバー:
神澤拓也、児島光法、関口正人

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